Balanceis　CBD

免疫システムが自分自身を攻撃
自己免疫疾患の一つで、本来自分の体を守るための免疫システムが何らかの原因で自分自身の正常な細胞や組織を攻撃することによって起こる自己免疫疾患です。
このために関節液をつくる滑膜という組織にリンパ系細胞が集まって反応がおこります。そして、滑膜はさまざまな破壊物質の産生工場となり次第に自分の軟骨や骨を破壊してしまいます。

重症になると、関節が固まったり、逆にゆるんで変形したりします。
最終的に破壊されつくすと、変形はそのままで炎症はおさまります。


関節の炎症
関節の炎症は「サイトカイン」という免疫細胞から作られるタンパク質。
IL-6(インターロイキン6）やTNF-α（腫瘍壊死因子α）の影響は大きく、これらの「サイトカイン」が過剰に産生されると炎症が悪化します。

サイトカインは細胞の表面に存在する受容体と結合し、「炎症を起こしなさい」と信号を細胞核におくります。その結果、炎症が起き、「サイトカイン」が過剰に分泌され、炎症が悪化していきます。




治療
薬物療法が基本となります。抗リウマチ剤と非ステロイド性消炎剤などになります。